キラキラ起業女子を叩いてどうする?日本のバッシング文化を見て思うこと ルサンチマン
世界観プロモーション®飯沼暢子です。「バッシング、いじめ、揶揄」って
日本特有の社会病理のひとつだと思いますが、これは心理学的には、
ルサンチマン(無力からくる復讐心)ですよね。
普段から何かに押さえ込まれている無力感から、
叩いていい相手(そんな人いないと思うけど)を見つけると、
SNS時代の匿名性も手伝ってバッシングする。
哲学者のニーチェの人生は、仕事で認められない、
病気、愛する人が友人と恋人になるなどなど
苦痛に満ちたものだったけれど、
「ルサンチマンは喜びを感じる力を弱くする」と言い、
そして、ルサンチマンに負けないように、
ささやかな喜びをくみとるように
多くの努力をしました。そしてたくさんの名言が生まれた。
神に愛されるよう、
「正しくいなければならない」というキリスト教の価値観から、
「自分がワクワクして人生楽しむ!
自分が好きかどうかで判断する」という価値観に
転換しようと努力しつづけた人ですよね。
結局自分で判断することに責任を取るのが怖いんだろうな。
だからゴシップめがけて一斉に騒ぎ立てることで
「自分は正しい」と
まやかしの自己承認をしているんだろうな。
正しい間違っているがお仕着せじゃない
自分で感じ、自分で判断する成熟した文化になってほしいな。
そんなことを思う最近でした。