感謝やお礼をしない人にがっかりしたら
世界観プロモーション飯沼暢子です。人に感謝できる人とそうでない人の違いは、自分が多くの人に支えられて生きていると思っている人か、自分の力だけで生きていると思っているかの違いだと思います。
人に感謝することは、とても大切なことだと思います。
感謝を大切にしている人ほど、感謝やお礼をしない人、
それどころか人の悪口を言ったりする人には、本当にイライラしますよね。
そしてイライラした、その後の行動が実は大切です。
ここでしてはいけないことが、
「あなたも人に感謝しなさい、正しいことをしなさい」と強要すること。
これは、感謝から生きようと自分を磨いてきた人が、最後の最後に陥る罠だそうです。
これを行った瞬間に、自分を磨いていたつもりが、反転してしまう。
「善良」という鎧で自己防衛をしているだけだということになってしまう。
これは、人を遠ざけ、結果自分を傷つけることになってしまいます。
人に、注意をしたくなったり、責めたくなる心の裏には、
その人への執着があるのです。
そして執着は、自分への自信のなさから生まれている。
「責める」というエネルギーをぶつけることは、
その人のネガティブエネルギーとつながり、
自分が同じレベルだと自らアピールせざるを得ないものだから。
その人を責めた瞬間に、自分をおとすことになる。
この不自然さ、後ろ向きな仕組みがあるから、
たとえ誰かにイライラしたとして、「ああ言ってやろう」と頭の中でシュミレーション
したとしても、結局注意したり、責めるのはやめることになる。
それで正解。
世の中を自分が思い描く、よい方向に変えたいと思ったら、
ネガティブなエネルギーと同じ目線で戦うよりも、
その闇が見えなくなり受容できるくらい、自分が強く輝く方向に力を使った方がいい。
つまり、感謝やお礼をしない人にがっかりしたら、それは、
「あなたはもっと自分に自信をもって、とにかく輝くことに取り組みなさい」
というメッセージだと受け取るのがよいと思うのです。