嫌いな人、仕事相手と縁を切る方法
世界観プロモーション®飯沼暢子です。
起業家さんからのご相談で、
「仕事でコラボしようとしたら、合わないことが分かった。
離れた方がいいですか?」
というお悩み、とても多いです。
仕事でコラボしようとした人に「イライラする」「腹が立つ」理由は、
そのほとんどが相手からの依存。
だけど、依存する側にもさせる側にも問題があるのです。
目次
仕事で依存的な人の特徴
コラボして一緒に仕事をしようとしたら…
・なぜかいつも上から目線でものを言ってくる
・友達じゃないのにタメ口
・遅刻や見積もりが適当などビジネスマナー上非常識なことを平気でやる
・しかも謝罪しない
・勝手に仕事して請求額を上乗せする
・自分を正当化するために適当なことを言うが論拠は述べない
・人のノウハウは聞くが自分のノウハウは出し惜しみする
・法律上も契約上も記載が無いことなのに「違反です」と言ってきたりする
・自分の常識が社会の常識のように言う
・意見を言わないが、決定すると「わたしは認めていない」と言う
・情報を取りにこないのに、「事前の説明が足りなかった」と言う
・話合ったことを覚えてない
・失敗したら人のせいにする「あなたがこうしてくれなかったからできなかった」など
・やるべき仕事の義務は果たさないのに、自分の報酬など権利ばかり主張する
・こっちが怒っていることに気づかない
・さらになぜ怒っているのかをこちらに説明させようとする
みなさんのお悩みに共通しているのは、
おおよそこんな感じでしょうか^^;
読んでるだけでどっと疲れますね。。
仕事でのコラボというのは、
金銭がからんでくるので、お互いのよくないところが
出やすいのです。
関係性がこじれる理由
コラボレーション、提携は
自立している個人同士が行って初めて成り立つもの。
組んでみたものの、上のような言動で
関係性がこじれてしまうのは、
お互いに依存があったからです。
依存しやすい人は、
他人と自分とのテリトリーの境目がわからず、
ズカズカと土足で上がり込んでくる。
依存される人は、
自分のテリトリーに土足で入られることを
なぜか許してしまう。
という共依存の構造です。
共依存は健全なビジネスでは成り立ちづらい
お金が絡まない、例えば家族や恋愛、友人関係の場合、
共依存でも成り立ってしまうことがあります。
ですが、
仕事=ビジネスでは成り立ちづらいのです。
なぜなら、
共依存とは、「お互いの成長を止める行為」。
ビジネスはお金を得て成長していく行為なので、
共依存という成長を止めるエネルギーとは
相反するからです。
マナーの無い人、
ネガティブな人、
短期的な利益だけを得ようとする人、
仕事のできない人は
いっしょに働く人からエネルギーを奪います。
これでは
ビジネスが成長するわけがないので、
コラボがうまくいかないのですね。
嫌いな人と縁を切るにはどうすればいいの?
その答えは、
「自分のテリトリーはここまで。だから入ってこないで!」
と毅然とした態度でいることです。
まず、関係は終了するということを決めてください。
そして、ソフトランディング(円満解決)を目指します。
相手は感情的になると思いますが、
相手の挑発には乗らず、ビジネスライクに対応をします。
暴言など言ってきたり、非常識な行動に出てきたら、
一人で抱えずに、弁護士、税理士、親、
数人の信頼できる友人、起業家仲間などに
共有します。(悪口をいうのではなく、起こったことをただ共有する)
たいてい「もうその人とは一切関わらない方がいいですよ」と言われます。
人間関係がこじれた時は、気づきのときです
相手を正そうとしても無駄(というか余計なお世話)ですので、
自分を変えていきましょう。
あなた自身も実はうすうす相手の未熟さを感じていながら、
「この人とコラボして、わたしが助けなければ」
というエゴがあったのかもしれません。
本来あなたが成長するためには、
もっと他の人とコラボするなり、
自分自身を磨いて単独でステージを上げるなり、
本来向かうべき課題があったということです。
だけどそこに向かう勇気がなかったから、
甘んじてしまった。
自分のテリトリーに人を土足で入れてしまった、
ということです。
頭より心と身体の反応を信じよう
「でも、表面上は売り上げも上がっているし、
人脈も増えたし…」
と思うかもしれませんが、
投資にも「含み損」という目には見えない概念が
あるように、
人間関係にも、目には見えない「悪縁の損」が隠れている
ことが多いのです。
そして「悪縁の損」
は、あなたの頭ではなく、心と身体が察知します。
「どうもこの仕事の打ち合わせに行くとエネルギーが消耗する」
「体調がわるくなる」
なら、それはエネルギーが奪われている証拠。
とどのつまり、命が奪われているということなのです(!)
悪縁の断ち切りの先には良縁がある
本来仕事とは、社会を、そして誰よりも自分自身を
幸せにするために行っているはずです。
自分を大切にしたいなら、嫌いな人との縁は
しっかり切ることも大切な仕事と割り切りましょう。
実は
悪縁の断ち切りが、その先にある良縁と結ばれる前兆なのです。
つまり、今は見えないとしても、
自分にはもっといい未来があると信じて飛び込む。
「自分を信じる」という課題に取り組むために、
悪縁が現れたということなのかもしれませんね。