私の起業ストーリー
世界観プロモーション®飯沼暢子です。
私が起業しようとしたきっかけをお伝えします。
わたしは、小さい頃から、
夢見がちなちょっと変わった女の子でした。
人に興味があって、人が好きで、
人の気持ちを察するのがなぜか得意なので、
人の気持ちを感じとり、
いいこと悪いことの区別なくそのまま言葉にすることで、
先生や友達に好かれることはもちろん、
嫌われてしまうこともよくありました。
何度も転校していたので、
友達に仲良くしてもらおうと、
人から言われたことを素直に守ることに一生懸命になり、
勉強もがんばり優等生になって、
大学に行き、
ベンチャー企業や大手企業に就職をして、
表面的には、当時最先端だったIT系の仕事をして、
都内に住んでと華やかな暮らしをして
基本的には幸せに暮らしていましたが、
仕事を褒められてもその価値が自分ではわからない。
いつの間にか、
他人から評価されないと
自分自分の価値がわからない
大人になっていたように思います。
そしてついに、30歳のとき、
仕事場の人間関係も、
プライベートの人間関係もどん底だった
ある日、
朝会社に行こうとしても起き上がれなくなりました。
それでもまだ「根性が足りないからだ」と思っていた
意外と体育会系精神の私(笑)。
3日間そのまま寝込んでしまい、
これは病気だと思い、
そもそもの
自分の考え方を変えなければならないのだと気付きました。
それからは、
常につづくめまいや微熱、無気力を改善するために、
漢方やアロマ、食事療法など自然の力で自分を取り戻していき、
そもそも
「自分の取り扱い方」が間違っていたのだと気付きました。
わたしの根本的な問題は、「孤独感」。
(というよりも、世の中には愛やつながりがあふれているのに、
孤独だという思い込みがあっただけだと今ではわかります)
人とつながるためには
人並以上に頑張らなくてはならない。
そうでなければ価値がないと思っていました
だけれど、自然の力が教えてくれたのは、
人間も自然の一部であり、
もともとそのままで価値ある存在なのだということでした。
そして、わたしの人生の見方は180度変わり、
「心、体、精神」の視点から、
「自分を観ること」を取り扱う専門家が
活躍するお手伝いを生業にしたいと思うようになったのです。
起業家としてのロールモデルとの出会い
時を同じくして、30歳の頃。
当時大失恋をしたわたしは、
「絶対きれいになってやる」と往年の名コピーを胸に、
考えられるすべての女磨きに取り組もうとしていました。
この辺がまだ頑張り屋の習慣が手放せずにいますが(笑)
当時はまだ目新しかった、
生徒が先生に直接出会えるWebサービスで、
メイクの先生を探したところ、
ひときわ目を引く美しい人が。
さっそく申し込みをして、
メイクレッスンを受けにいくと、
まず、先生がとても可愛い!
そしてメイクに対する思いが深く、
「美容ははあくまでもやりたいことの柱のひとつ。
個々にセルフイメージを高められるような
ポジティヴな考え方になっていってほしいと願っている」
などの、先生が語る考え方にも共感し、
メイクそのものはもちろん、
先生との出会いで人生の扉がひとつ開いたように感じました。
その後、メイクの先生のブログをウォッチしていたところ、
とてもナチュラルに、
自分のやりたいことと仕事が
一致したライフスタイルを送っていました。
きれいなカフェでの平日昼間の打ち合わせ。
思いを同じくする女性起業家仲間との出会いとコラボレーション。
発想をすぐにビジネスに変えるフットワークの軽さ。
チャンスが訪れたときに誰よりも全力で行動する姿勢。
そして美容家としてセルフケアを妥協なく行い、
情報を惜しみなく人にシェアするあり方。
「こんな働き方、生き方があるんだ」と目からウロコ。
自分とはタイプは違うけれど、
起業スタート時のロールモデルにさせていただきました。
彼女はその後、どんどんスパイラルアップして
今では世界を股に掛ける美容家として活躍されています。
これも運命の出会いでした。
自分自身が、個人起業家と出会い、
ファンになり、
人が自然と集まる個人起業家のあり方を実感した出来事です。
起業してから感じるのは、
節目節目でこのように必要な人が現れ、
道を導いてくれるということです。
また、こうして節目節目で必要な人が
現れるのは、
「あなたはこの道を進むのであっているよ」
という人生からの啓示、符号なのだと思っています。
そしてこの、自分の意志ではなく
何かに導かれるような「起業」の道に魅了され、
今でもその道を歩んでいるのだと思います。
また、夢を持ち、起業を希望する方達にも、
その道をできるだけ楽しく、
安心して歩んでいただけるように
起業コンサルティングの仕事をつづけています。